証明してやる
私が病気になって、いろんなものを失って、
今になって思う事。
証明したい。
うつになっても、摂食障害になっても、
人は絶対幸せになれる。
やりたいと思う事は全部できる。
どうせ自分は病気だからなんて思わなくていい。
というか、病気を理由にしていろんな事をあきらめたら
だめだと思う。
病気に負けた事になるから。
でも、負けちゃいそうになるんだよね。
闘い続けるのはつらいもん。逃げ出したくなる。
うつになって、周りの態度が変わって、優しくして
くれてるようで実は ”この人うつ病なんだな” みたいな
感じが伝わってきて、やっぱりこうなるんだなぁって
落ち込んだり。
精神疾患になると、仕事で出世はまず無理ですしね。
今の日本は。本当に遅れてると思う。
うつになった人がいたら、あいつもう終わったなって
思うんだろうな。
ただの病気じゃん。
何回もこのブログで書いてるけど、
精神疾患は病気です。
病気なんだから、ちゃんと治療すれば治ります。
完治は難しいかもしれないけど、それはガンとか他の
病気だって同じでしょ？
うまく付き合っていけばいいだけの事。
だから、やりたい事をあきらめないでほしい。
落ち込んでもいいし、挫けてもいいけど、
治したいっていう気持ちは無くさないでほしい。
その気持ちが無くなったら、絶対に治らないから。
私もうつの時は、人生終わったなって思いました。
流産した時はうつ病真っ只中だったし、子供はもう無理
だなって思いました。
それでも、今なんとか生きてます。
自分が思い描いていた人生とは全然違う道を歩いている
けど、これはこれで楽しいです。
よく”後悔しないように”って言うけど、生きてたら後悔
ばっかりですよ。
あの時吐くのを我慢してたら過食嘔吐なんて知らずに
済んだのになぁとか、結婚する相手間違えたなぁとか、
子供はもう一人欲しかったなぁとか、
欲を言えばきりがないし、後悔ばっかりしてるけど、
大事なのは後悔してからどう生きるかだと思います。
まぁでも、よく考えたら自分の人生でやらなかった後悔
はありません。
やった後悔ばっかりだから、まぁいいかな。
人生なんてそんなものです。
”やらない後悔より、やった後悔” です。
人生は一度きり。
だから絶対、私は幸せになってやる。
流産しても、うつになっても、仕事辞めても、
離婚しても、過食嘔吐でも、
あきらめなければ人は幸せになれるって証明して
みせます。
止まない雨はない。明けない夜はない。
嵐の後は前よりも青い空が広がっているはず。
”あきらめたら試合終了ですよ”
バスケも人生もあきらめたら終わっちゃうんです！
試合はまだまだ続くんだから、
どうせなら楽しまなきゃ。
人生なんて楽しんだもの勝ち、ですからね。
チャンスの女神
今日は子供と一緒に桜を見に行きました。
前にも書きましたが、こんなに春がうれしいって
思った事は今までありません。
わざわざ桜を見に出掛けるなんて、初めてです。
そもそも桜がきれいって思わなかったので。
ほんの少しだけど、でも確実に自分の中で
変わりつつあるものがある。
しかも、良い方に。
このチャンスを掴まねば。
そういえば、チャンスの女神は前髪しかないって
知ってますか？
大学の時の授業で聞いたんですが、
チャンスだと思ったらその時に掴まないとだめって事
らしいです。
女神には後ろ髪はないから、後で掴もうとしても、
もう手遅れ。
チャンスを逃してしまいます。
今がチャンス！と思ったら絶対掴んで離さないこと。
私にとってのチャンスは、今まさに目の前に来ているの
かもしれません。
ただね、そのチャンスを掴むには勇気がいるんです
よねー
勇気を出して一歩踏み出す。
とりあえずやってみる。
やらない後悔より、やって後悔した方がいい。
わかってるんだけどなぁ。
その勇気が出ない....
ダイエットは明日からってよく言いますけど、
私の場合は逆です。
吐くのは今日まで！明日からは普通にごはん食べる！
って思いながらもう1ヵ月は経ってるなぁ。
“今日で最後”が毎日続いてます。
自分で自分が情けない。
私がやってるのは意味のない努力、報われない努力。
今の痩せてる自分は、偽りの自分。
だって本当の私は痩せてないもん。
どっちかと言えば、普通〜ぽっちゃりかな。
それを無理矢理痩せにしてるんだから、私は大嘘つき
だな。
太ってたらだめなんでしょうか？
痩せてる方がきれいって誰が決めたの？
太ってても輝いてる人はいっぱいいるのに。
世間一般から見たら、痩せてる方がいいんでしょうね。
テレビや雑誌の影響で痩せてる方がきれいって
刷り込まれてるんだなぁ。
私自身、人に流されたくないなんて思いながら、
がっつり流されてるし。
こんな自分が本当に嫌。
そんなのはおかしいって思いつつ、やっぱり痩せてる事
にこだわる。
そんな事にこだわるより、本当は好きな事して生きて
いたい。
ありのまま、自分らしく生きるってどういう事なんで
しょうか？
自分らしく生きてる人って、どのくらいいるんだろう？
人の目を気にして、周りに気を遣って、言いたい事も
言えないっていう人の方が多いんじゃないかなぁ。
ストレス溜まりまくりですよ、本当に。
でも、それでも人は生きてかなきゃいけない。
こんなストレスばっかりの世の中で生きてくんだから
好きなもの食べて、好きな事やんなきゃ！
食べたいもの食べておいしいって笑ってる人は
体型どうこうじゃなく幸せそうですよね。
そういう人は周りも幸せにできるんだろうな。
いいなぁ。私もそうなりたい。
勇気出してみようかな。
チャンスの女神様、まだ通り過ぎてないかな。
前髪、わしづかみにしてやるか！
ちょっと今回のブログは、伝えるっていうよりも
自分に言い聞かせるような感じになっちゃって
すみません。
書き方がいつもと違うから読みづらいかも。
自分自身への言葉、です。
天職だと思ったんだけどなぁ
最近、過食嘔吐のことばっかり書いてたので
仕事について書きます。
ずっと書きたいと思っていたことです。
前に、うつになって教師を辞めたと書きました。
まさか自分が教師を辞めることになるなんて
全く考えていませんでした。
家族や友達からも向いてるって言われてたし、
自分でも天職だと思ってましたから。
同期はみんな今もちゃんと先生やってます。
私だけがだめだった。
ものすごい劣等感です。
惨めで、情けなくて、みっともなくて、
もう生きて行けない…って思いました。
自分の人生終わったなって。
学校の職員室での最後の挨拶は、忘れられません。
本当は挨拶なんてできる状態ではなかったんですが、
校長先生に言われて渋々…って感じでやりました。
何を話したかは全然覚えてません。
緊張して心臓のドキドキがすごくて、もうとにかく
恥ずかしかった。
この場から早く消えたいって思ってました。
あの時の事は今でも時々夢に見ます。
もう二度としたくない体験です。
教師をやめて、今は全く違う仕事をしています。
もったいないと言われても、もう二度と教師には
戻りません。
やりがいのある立派な仕事だけど、
私には向いてなかったんだと思います。
そう思えるようになるまで、結構時間がかかりました。
自分の弱さを受け入れる事だったから
なかなか認められなかったんです。
でも一回認めちゃうと、生きていくのがすごく楽に
なりました。
私ってこんなに弱い人間だったんだなって思うと、
自分に期待しなくなる。
期待しないから、だめだった時にあんまり
落ち込まない。
仕事とかで予想外に出来が良かったりすると、
自分すごくない？ってちょっと思ったり。
前は、出来て当たり前。出来ないと、かなり落ち込む。
学校のトイレにこもって一人で泣いたり。
懐かしい…笑
あの時と比べたら、今はずいぶん図太くなったかな。
今になって思うのは、自分のやりたい仕事が
自分に向いているとは限らないっていう事。
例え向いてなくて途中で辞めちゃったとしても
落ち込む必要なんかない。
辞めたから自分はだめだなんて、そんな事は考えなく
ていい。
だって、他に向いてる仕事があるって事だから。
またそれを探せばいい。
きっと、自分にしか出来ない事がある。
私は転職して丸２年が経ちましたが、
今の仕事は楽しいし、やりがいもあります。
欲を言えば、もう少し給料が良ければなぁとは
思いますけど。
でも、この仕事をずっと続ける気はありません。
私は、私にしか出来ない事をやりたい。
うつや摂食障害を通しての自分の思いとか、
同じ病気で今も闘っている多くの人達に寄り添う事が
できるんじゃないか。
大した事はできないけど、私の経験を伝える事で
誰かの役に立てるかもしれない。
私自身、うつや摂食障害が治るきっかけが知りたくて
本やネットでいろいろ調べましたが、
そういう事ってあんまり載っていないんです。
悪口とかは書いてあるのに。
贅沢病とか我慢が足りないとか気合いで治せとか。
そんなんで治るなら誰も苦しまないっつーの。
この病気を知らない人達に、本当の怖さとか、
ちゃんと治療すれば必ず治る事を正確な情報として
広めたい。
精神疾患を持っていても、偏見のない社会になれば
いいなと思います。
そのためには、私自身が摂食障害を克服しなきゃ
いけないんですけどね。
いつか、そういう事ができたらいいなと思っています。
つい見ちゃうんだよなぁ
私の好きな芸能人。
女芸人のいとうあさこさん。
テレビに出てると、ついつい見ちゃいます。
ブスとかババアとか散々言われ放題言われてますが
愛されてるからこそなんだろうなぁ。
実はこの前ある番組で体重のことを話してました。
体重に縛られるのが嫌になったから
体重計捨てちゃいました
それは捨てたらだめじゃんって周りからは
言われてたけど、そういう事をあっけらかんと
笑顔でしゃべっちゃう所が好きです。
そのおかげでこんな体になっちゃったけどって
笑ってたんですよね。
確かに前と比べるとぽっちゃりした感じだけど、
別に本人が気にしないなら何の問題もないし。
人前に出る仕事、見られる仕事なのに気にしない
ってすごいなぁと思いました。
自分のしたいようにする。
周りがどうとか関係ないんだろうな。
なんかね、元気もらえました。
他人の目とか、体重なんかにとらわれない
ってすごい自由なんだろうなぁ。
もう一人。
バイオリニストの高嶋ちさ子さん。
かなりぶっ飛んでる方ですが、何年か前にこの方が
言った言葉が忘れられない。
シミの一つや二つ人間性でカバーしてやる
これからの季節、紫外線が気になってきますが
彼女は日焼け止めとか一切塗らないそうです。
シミとか気にならないですか？と質問されて
答えた時の言葉がこれ。
これ聞いた時、やばい、この人かっこいい
って思っちゃった。
それ以来、何となく気にして見ちゃいます。
アンチも多いみたいですけどね。
私は好きです。
彼女の言動すべてを肯定するわけじゃないけど、
あそこまで自分をさらけ出してテレビで言いたい事
言えるってすごい。
そして最後にもう一人。
まぁこの方はね、お馴染みって感じもしますが。
マツコ デラックスさんです。
いろんな事を知ってて、言葉の使い方がとても
上手ですよね。
頭良くて毒舌。最強。
そのマツコさんが出演する、昨日のマツコ会議の
ダイエット企画の中での言葉。
スタッフの女性がダイエットにチャレンジしていた
んですが、運動も食事制限もあって結構つらそう
だったんです。
からあげ食べたいって言ってたけど、
頑張って我慢してるその女性への言葉です。
痩せてきれいになる事が幸せかって
必ずしもそうとは言えないと思う
痩せてても太ってても、
自分が幸せだと思える人生を歩んでほしい
なんかね、私に言ってくれたような気持ちに
なっちゃって...
ジーンときちゃいました。
マツコさんなりの励ましなんだと思いますが、
本当に優しい人だなぁ。
マツコさんの言う通りです。
ダイエットはきれいになるためにするもの。
でもそればっかりにとらわれて、
不幸になっちゃったら意味がない。
私が良い例です。
痩せてるから幸せとは限らないもんなぁ。
自分らしく生きてる人の言葉って、
周りの人を勇気づけてくれる。
私も頑張ろうって思えるようになる。
痩せてる方がいいとか、美白の方がきれいとか
世間一般の基準なんかどうでもいいんだなぁ
食べたい物を食べて、
自分がやりたい事をやって、
大切な人達と笑って生きてる方がずっといい
年をとっても、太っても、自分は自分
何よりも今この瞬間、生きてるって事が一番大事
どうせ人はいつか死ぬんだし、
せっかく生まれてきたんだから、
幸せにならなきゃ損ですね。
輝きたい
高校時代、私の体重は62㎏～65㎏でした。
今より、10㎏以上太ってました。
でも運動部だったのでデブってわけじゃなく、
ちょっと体格いいねって感じでした。
BMIも21～22だから健康的だったと思います。
さすがに65㎏になった時は、
太った...やばい！って思ったけど、
痩せようとかは全く思わなかったし
ダイエットなんて考えもしませんでした。
当時の食生活は、今考えるとありえない位の
量を食べてたなぁと思います。
朝は、ごはん２杯、トースト２枚、お味噌汁、
目玉焼き、フルーツ。
朝練に行く電車の中でおにぎり１個。
お昼までにお腹が空いちゃうので、休み時間に
おにぎりを１個。
お腹が鳴らないように、授業中もずーっと
アメなめてました。
昼は、野球部の男子もビビるくらい大きな
お弁当と購買で買ったパン。
飲み物くらいはちょっと気にして烏龍茶にして
ましたけど。
放課後は部活できつーい練習。大体３時間くらい。
あー 思い出しただけで吐きそう。
部活の前には必ずお昼に買ったパンを食べる。
腹ごしらえしとかないと動けないですから。
部活が終わるとお腹ペコペコで家に帰るまで我慢
できないので、アイス食べてました。
家に帰ったら、お腹いっぱいになるまで食べる。
太る事なんか一切気にしない。
ごはんもおかわりするし、デザートも食べて
ました。
高校３年間、この食生活でした。
引退してからはさすがに食べる量は減りましたが、
でも常に60㎏以上はありました。
別に何の問題もなく過ごしてましたね。
周りの家族や友達とかからデブとか太ってるとか
言われる事もなく、自分の事を太ってると思った事
もありませんでした。
たぶんこの頃が、私の人生の中で一番輝いていた
と思います。
部活ばっかりで、勉強はほとんどしてません
でした。
とにかく上手くなりたい、負けたくない。
そればっかり考えてました。
ちなみに部活はバスケ部で、私はキャプテン。
毎日毎日、きっつい練習を怒られながらやって
ましたね。
懐かしいなぁ。
最近気付いたんですけど、不思議な事に
太ってた頃の方がモテました。
男子にも、女子にも。
女子からは かっこいい って言われてたし
卒業アルバムには、憧れてました って書いて
あったり。
自慢じゃないですが、男子からは告白されたりも
しました。
今の方が痩せててスタイルもいいはずなんですが
全然、何にもありません。
バツイチだし子供もいるし、再婚したいとかは
全く思いませんけど。
せいぜい、細いねー、スタイルいいねーって
言われるくらいです。
自分が痩せている事にこだわっているのは
完全に自己満足なんですよね。
なんか、皮肉だなぁ。
自分は必死で痩せてる体型を保とうとしてるのに
太ってた頃の方がモテるなんて。
何かを必死に頑張ってる姿って、輝いてます。
痩せてるとか太ってるとか、そんな事は関係ない。
体型なんか、本当はどうでもいいんです。
輝きたい。
もう一度、あの頃のように。
バスケが好きで、大好きで、
とにかく上手くなりたくて、勝ちたくて、
そればっかり考えてた高校時代。
向上心の塊だったなぁ。
いつの間にか忘れてました。
不器用だけど、ひたむきで真っ直ぐな気持ち。
勇気を出して、踏み出してみようかな。
そしたら摂食障害なんて、治っちゃう気がする。
あーバスケしたいなぁー
心の変化
今週は２日間吐かない日がありました。
３日目もいける！と思ったけど、だめでした。
でも、今回は前みたいにヘコんでない。
この前、病院の先生に言われた通り。
元に戻っただけ。
元には戻ったけど、２歩進めた。
２歩進んだら３、４、５歩もすぐだって
言ってたなー
その時は本当か？って半信半疑だったけど
今は、いけるかもって思えるんです。
吐いてもいいって思えるようになったから。
今の私は、吐く事で自分を必死で保とうとしてる。
食べて吐く事が、ストレス解消になってる。
そんな自分を許してもいいんじゃないかって
思います。
少しだけ、本当に少しずつだけど、前向きに考え
られるようになってきてる気がします。
それから、変わった事がもう一つ。
自分の心の声、というか気持ちをよく聞くように
なりました。
“ どうすべきか “ じゃなくて、
今の自分は “ どうしたいか ” を自分に聞く。
必要以上の我慢はストレスになりますから。
前は、なんとなく目を背けていたような気が
します。
本当は気付いているのに、知らんぷりしてたって
いうか。
どこかで自分と向き合うのを避けてました。
弱い自分、だめな自分と向き合うのが怖かった
から。
食べ過ぎちゃいけないってわかってるのに
食べちゃう。そして吐く。
そんな自分が嫌で嫌でしょうがなかった。
今はまだ途中。通過点。
だから、失敗したっていい。
摂食障害を治すための大切な通過点です。
人にどう思われたって、私の人生だもん。
私は、私なりの歩き方で、ゆっくりでも、
立ち止まっても、ちゃんと前に進んでる。
いま歩いてる道の先に、
幸せが待ってるって信じて。
３月に入って、だんだん暖かくなってきました。
春がきますね。
私は今まで、春が嫌いでした。
春は、私には眩しすぎて。
私自身がずっと輝けなかったから、
きらきら眩しい春が苦手でした。
あとは、暖かいと思ったら寒かったりするのも嫌。
暖かくなると、体がむくんだように感じるのも
嫌でした。
でも、今年はちょっと違う気がします。
寒い冬がやっと終わって、春が来るのが楽しみ。
明るい日差しが眩しくて、気持ちいい。
何よりも、自分の気持ちの変化がうれしい。
私の長かった冬も、ようやく終わりが見えてきた
のかもしれません。
普通にごはんが食べられなくなって、13年。
私にもやっと、やっと春が来そうです。
