拝啓、うつ病さま。

うつ病。元教師。離婚。シングルマザー。摂食障害。すべて実話。

支えるということ

拝啓、うつ病さま。



YOUです。



まだ結婚していた頃のこと。

元夫と二人でアパートに住んでいた時、

うつ状態が一番ひどかったです。


毎日、泣いているか怒っているかの

どちらかでした。


相手の仕事場がアパートから車で

2時間位かかる所だったので、

朝早くて夜は遅い生活でした。

そのため、必然的にアパートに一人でいる

時間が長く、周りに友達もいなかったので

毎日本当に寂しかったです。

週末は仕事は休みですが、

自分の趣味を優先させる人だったので、

泊まりで出掛けたりしていて、

いないことが多かったです。



正直に言うと、もっと一緒にいてほしかった。

どうして一緒にいてくれないの?

何度も何度も言いました。

でも、どうしようもできないって言われました。


突き放されたような感じがして

どこにも行き場のない感情が押し寄せてきました。

悲しみと怒りと、もうぐちゃぐちゃでした。

泣いても、怒っても、何を言っても

この人はこっちを向いてくれない。


アパートにいたのは2年弱くらいでしたが、

その間にうつの状態がかなり悪化しました。

今考えると、当然ですね。


でも、当時はしょうがないって思ってました。


私の体調が悪くて家事が出来ない時は

やってもらってたし、

ごはん作れないこともしょっちゅうありました。

病院の付き添いにも来てもらったし、

学校の方との連絡も全部やってくれた。

自分が出来ないことを全部やってもらってるから

仕方ないんだって思っていたんです。


そばにいてほしいと思うのは、

私のわがままなんだと。

私が我慢すればいいんだって。


頭では我慢しなきゃって考えるのに

気持ちは一緒にいてほしいと思ってる。

この葛藤が、苦しくて苦しくて....


苦しくて、わかってほしくて、包丁を持って

バスルームに立てこもったこともありました💦


泊まりでいない時、

眠れないし、寂しくてどうしようもなくなって

一晩中包丁で床を刺していたこともあります。


言い合いになって、夜中の3時にアパートを

飛び出したこともありました。

追い掛けて来てくれませんでしたけど。


いくらうつ病でどうしようもなかったとはいえ、

改めて書いてみると結構すごいことしてますね💦


いろいろありましたが、

結局一番わかってほしい人には

理解してもらえませんでした。


アパートにいた時期は、本当にどん底でした。

いい思い出が一つもありません。

その後、どうしようもなくなって実家に帰ります。

それからは、少しずつですが病状も良い方へ

向かっていきました。



病気を抱えている人、つらい思いをした人など

そういう人達の家族や周りの人は

関わり方が難しいと感じるかもしれません。


相手に寄り添う、支えになるというのは

口で言うほど簡単なことではありませんから。


これは私の考えですが、

何も特別なことはしなくていいと思います。

ただ、一緒にいる。相手の話を聞く。

それだけでいいんじゃないかと思います。


私は、自分の話を聞いてくれて

そうだねって言ってもらえた時

すごく安心しました。

この人は私の事をわかってくれるって思えたから。

相手がつらい時に共感するってすごく大事です。

それだけで、支えになるはずです。


もし、周りにつらい思いを抱えた人がいたら

頑張れって励ますのではなく

話を聞いて、そうだねって頷いてあげてください。


焦らず、あきらめず、一歩ずつ。


そうすればきっと

時間はかかるかもしれませんが、

いつか必ず一緒に笑える日が来ます。

間違いだとしても

拝啓、うつ病さま。



YOUです。



つい最近ですが、落ち込む出来事がありました。


とても信頼していた人に、自分の人生すべてを

否定されました。

他の人がどう思っても

この人はわかってくれているだろうと

信じていたので結構ショックでした。


言われた言葉が衝撃的で、

その出来事があってから数日経ちますが

ずっと頭から離れません。

忙しくしていれば大丈夫ですが、

ちょっと時間があいたりするとその時の事を

思い出します。


元々、過去を引きずるタイプなので

これはちょっと抜け出すまで時間がかかるなー

と思ってます。



相手も勢いで言ってしまった感じはありますが、

それにしても....へこみます。



抜粋してみました。


お前の頭はおかしい

要するに自己中なんだよ

クズでバカだから価値がない

離婚したのはお前のせいだ

学校だってあっさり辞めたくせに

お前みたいな先生に教わって生徒が泣いてる


一部ですが、こんな感じです。

思い出すと、怒りと悲しみが蘇ります...



もっと他にもいろいろ言われたんですが、

この中で一つだけ反論したんです。

『 学校だってあっさり辞めた 』のところです。

これだけは許せませんでした。

どんな思いで辞表を書いたか、お前にわかんのか‼

って思ったので。

そしたら、そういう事は思ってても

口に出すものじゃないって言われました。

自分の意見は言うなってことですね。

がっかりしました。


結局、何にも伝わってなかったんです。

わかってもらえてるって信じていたのは

私だけでした。



次の日に、昨日は言い過ぎたって言われました。

でも、お前のために言ったんだって。

確かに私が悪い部分もあるので、

ある程度言われるのは仕方ないんですけどね。

何度も言いますが、信じていた人の言葉だったので

余計に傷つきました。



結局、これが本音なんですよね。

勢いだったとはいえ、思ってるから言った

わけです。

私のこと、そんな風に思ってたんだって

よくわかりました。



どんなに親しい仲であっても、これ以上はだめって

いう境界線があります。

『親しき仲にも礼儀あり』という言葉がありますが

その通りです。

今回はそれを飛び越えてしまいました。

相手はどう思っているかわかりませんが、

少なくとも私は今までのようにはいきません。


距離を置いて付き合おうと思います。

出来たら当分は顔も見たくないですが...

事情があって、ちょっとそれは無理なので。



自分の本音は絶対言いません。

弱音も吐きません。

相談もしません。

世間話はしても、大事な話はしません!

絶対、見返してやります。



自分の悪い所を指摘してもらってよかったって

思えればいいのかもしれませんが、

私はそこまで大人にはなれないので。


私の考えが間違っているのかもしれません。

でも、今はこの負のエネルギーを力にして

頑張るしかありません。

もっと時間が経てば、違った考えになるのかも

しれませんが。




このブログを読んでくれている方、

よかったら教えてもらえませんか?

私の考え、間違ってますか?

考え過ぎて、わからなくなってきました💦




つまらない話を長々と書いてしまって

すみません。

一人で悶々と考えているのが耐えられなく

なってしまって、ついここで書いてしまいました。



次回は、うつの話を書きます。

子どもの力

拝啓、うつ病さま。



YOUです。



ちょっと、子どもの話をします。


少し前の話になりますが

体調を崩して、仕事を早退した時がありました。

家に帰って休んだらだいぶ良くなったので

夕方、保育園に子どもを迎えに行きました。


普段、私は仕事があるので

送り迎えは私の両親がしてくれているのですが、

その日、お迎えに行くと私の姿を見た子どもが

『 やっぱりママだ!』って先生に言うんです。


「やっぱりってどういうこと?」って聞いたら

『 今日はママが来るって知ってたよ!』って。


さらに先生に聞くと、

『 今日はママがお迎えに来るって朝からずっと

嬉しそうでしたよ 』って言うんです。


「 え〰‼? なんで!? 」って驚いてしまって💦

正直、鳥肌が立ちました...



その日の朝、仕事に行く時は

具合悪いとかは全然なくて普通だったんです。

いつも通りに仕事に行ったら

突然、腹痛に襲われて帰ってきた

という感じでした。



どうして私が帰って来るってわかったんだろう...

もしかしてこの子は不思議な力があるのかも...

そんな事を考えたりもして。



数日後、子どもにもう一度聞いてみました。


「 どうしてママが帰って来るってわかったの? 」

『 前にも途中で帰って来た事あったから 』

「 でも急にお腹痛くなったんだよ? 」

『 ママいつもより疲れてたでしょ?

だから前みたいに帰って来るかなぁって

思ったんだよ! 』



結論から言うと、不思議な力でも何でも

ありませんでした。


ただ、私の事を普段からよく見ていたから

微妙な変化に気付いたんですね。

ママ、疲れてるなぁって。


私は自分の事なのに全く気が付きませんでした💦


確かにその時期は仕事が忙しく

寝ても疲れが取れなくて

だるいなぁ... って感じでした。


でも、そんな些細な違いがわかるなんて。

子どもって、親の事をよく見てるんだなぁって

感心してしまいました。


同時に、私、愛されてるなぁって思いました。

私も負けていられない。


この子が私を愛してくれる以上に、

私も子どもを愛したい。


前にも書きましたが、“ 無償の愛 ”ですね。

子どもの力は本当すごいです。無限です。

大人の想像なんか簡単に飛び越えてしまいます。


親というのは勝手なもので

子どもの成長を感じた時、うれしい反面

ちょっと寂しいなぁって思います。

こんな事も出来るようになったんだ、

じゃあもう私がやる必要ないんだなって。

だんだんそういう事が増えていくんですね〰


だから、“ 今 ”がすごく貴重な時間なんだなって

最近思うようになりました。

子育てだけじゃなく、どんな事でもそうですが

今、この瞬間を大切に生きないともったいない。

もう二度と戻ってこないんだから。


今を大切に生きることができたら、

未来はもっと輝くはずです!


一度しかない今日一日を楽しみましょう!

後ろ向きでも

拝啓、うつ病さま。



YOUです。



このブログを読んでくれているあなたに質問です。


もしも、時間を戻せるとしたら

もう一度人生をやり直したいと思いますか?



生きていると、後悔することばっかりですよね。

あの時に、あの瞬間に戻ってやり直せたら...

なんて、考えちゃったりしますよね。



私もうつの時はそうでした。


うつになる前に戻りたい

元気に仕事していたあの時に戻りたい

どれだけ思ったか、わかりません。

でも、どんなに願っても叶いませんでした。

当たり前ですけど。



『 過去と他人は変えられない 』という言葉が

ありますが、本当にその通りですよね。


過ぎてしまった事と他人の事は、

どんなに自分が頑張ったとしても

どうしようもありません。


病気の時は、そのどうしようもない事にばかり

縛られて、抜け出せずにいました。

心が完全に後ろを向いている状態ですね。



でも、今になって思うんです。

さっきの言葉、裏を返せば

『 未来と自分は変えられる 』

ってことじゃないかって。


自分を変えるのって大変ですけどね💦

でも自分が変われば、周りが変わるかもしれない。

周りが変われば、未来が変わっていくかも

しれません。


簡単なことではありませんが、

自分次第で未来を変えられるって考えたら

楽しくなってきませんか?


そう考えるようになってから、

過去に戻りたいと思わなくなりました。



今、私は過去に戻りたいかと聞かれたら

即答で答えます。

絶対、いやです!

過去になんか戻りたくありません。

やっとここまで生きてきたのに、

やり直すなんてとんでもない!って思います。


毎日仕事と家事と育児に追われて、

時間が経つのが本当に早いです。

日々、闘ってる!って感じです。



子どもの頃の自分が今の自分を見たら

がっかりするかもしれませんが、

過去を振り返る余裕もないくらい

毎日必死に生きてる今の自分、ちょっと好きです。


ブログを書く余裕もない程

最近は疲れてしまって....💦

下書き保存のものばっかり増えてしまって

なかなか更新できません。

書きたいことはたくさんあるのに

書く時間がない!って、

ちょっとストレス感じてます。


でも、今週は4日頑張ったら3連休‼

ブログの更新も頑張ります〰‼

うつになりやすい?

拝啓、うつ病さま。


YOUです。



最近、思い出したことがあります。


教師になって1年目に初任者研修、

いわゆる初任研がありました。


いろいろな研修がありましたが、

その中でメンタルについての研修があって

うつ病になりやすいかどうかのチェックリストを

やりました。


同期は12人いたのですが、

断トツで私がうつになりやすい人No.1

だったんです....


うつになりやすい性格も、

ほとんどが当てはまっていました。


完璧主義、責任感が強い、生真面目など。

真面目を通り越して『 生真面目 』です。


その時は、私も同期のみんなも

まさか私がうつになるなんて

全く考えていなかったと思います。


『 ○○(←私のこと)がうつとかあり得ないん

だけど 』って言われてましたから。


私も、『 自分は大丈夫 』って過信していました。

うつになんかなるわけないって。



だから眠れない状態を半年間もほったらかしにして

ある日突然仕事に行けなくなるというところまで

追い込んでしまったんだと思います。



ただ、性格というのはそう簡単には変わりません。

元気になった今でも、基本的にはうつになる前と

一緒です。


自分で言うのも恥ずかしいですが、

私、頑張りすぎるタイプなんです。


頑張った後の達成感って言うんですかね。

あれがたまらなく好きなんです。

ただの自己満足でしかないんですけど💦

そこが私の長所であり、

短所でもあると思ってます。



でもこの自分の性格、

そんなに嫌いじゃありません。

適当に手を抜いてやるよりずっといいって

思ってます。


ただ、前よりも『 良い加減 』というか

『 これでいいか 』って思えることが

増えました。


そう思えるようになった分、ストレスも

減りました。

自分を追い込まなくなったからです。


前よりも気楽に生きられるようになったんじゃない

かと思います。


自分で自分を追い込むのって、

かなりしんどいですからね....


だから、うつになる前よりも

今の自分のこと、好きになりました。


相変わらず、人に言われた言葉をずっと気にして

何日も悶々と考えたりすることもありますけど。



医学的なことはわかりませんが、

私はうつ病に完治はないと思っています。

( あくまでも、私の考えです! )


前にも書きましたが、普段はただ眠っているだけで

自分の心や身体が弱った時に、ひょっこりまた

出てくるんじゃないかと思います。


だから、自分の体調にはかなり気を付ける

ようになりました。

弱っている時は、無理しない。

明日できることは明日やる。

私が元気じゃないと、子どもが心配しますから💦



うつになって気付きました。

普通に生活できるって、本当に幸せなことです。

普通って素晴らしいです。


これからも、うつ病と上手く付き合いながら

気楽に生きていきたいです。



最後に、うつ病は誰でもなる可能性があります。

私のように、自分だけは大丈夫と過信することが

ないようにしてくださいね。


このブログを読んでくれている皆様が

今日も元気で幸せな1日が過ごせますように。

3カ月

拝啓、うつ病さま。



YOUです。



このブログを始めて、早いもので3カ月が

過ぎました。


一応、うつ病のブログとして始めたのですが

最近はうつとあまり関係ないことも

いろいろ書いているので、

話題がまとまっていなくて

読みにくいかもしれません💦


まだまだブログ初心者、修行中です!


最初は、毎日更新が目標でしたが

だんだんと3日に一度になり、

今は5日に一度くらいのペースに

なってしまいました💦


本当はもうちょっと書きたいのですが....

なかなかうまくいきません。



でも、自分の伝えたいことをブログを通して

発信できることがとても楽しいです。


自分の人生、結構波瀾万丈な感じだなーと

改めて思ったり。

うつでどん底だったところから

よく復活したなーと。


ありきたりな言葉かもしれないけど、

私が今こうやって普通の生活を送れるように

なったのは、周りの人の支えがあったからです。


本当に、人は一人では生きていけません。


人の『 想い 』というのは

とんでもないパワーがあるんだなって感じました。


精神科の先生が言うには

私のうつ病が治ったのは奇跡的なことだった

らしいのですが、

それもすべて誰かの想いが生んだ奇跡なんだ

と思います。


元気になってほしいと願う、周りの人の想い。

その人達のためにも早く治したいという

自分自身の想い。


結局、本当に大切なものっていうのは

すぐそばにあるんですね。


いつも近くにありすぎて、

ついつい当たり前になってしまって

大切だって忘れちゃう。


でも、どんな世の中になっても

誰かが誰かを想う、その気持ちだけは

変わってほしくないなぁと思いますね。



こんな感じのゆるーいブログですが

読んでくれる人が一人でもいる限り、

のんびり書いていこうと思います。


当初の目標である毎日更新は厳しいですが、

5日に一度くらいのペースでやっていきます!


相変わらず、うつの話だけじゃなくて

あっちこっちに話題がとんだりもしますが

よかったら遊びに来てくださいね➰

後悔

拝啓、うつ病さま。



YOUです。


うつの話を書きます。


私がうつになった時、まだ教師だった時ですが

クラス担任と部活の顧問をしていました。


当然ですが、私は学校に行ける状態ではないので

担任も顧問も不在になってしまいました。


ある日突然、先生が来ない。


先生も、生徒達も大変だったと思います。

当時の私は、自分のことで精一杯で

学校がどれだけ大変かなんて

考えられませんでした。


でも今考えると

本当に、本当に申し訳ないことをしてしまった

と思います。

病気だったんだから仕方ないって

周りの人は言ってくれました。

でも、それで済むことではありません。


私が休んだのは、大きな行事の直前でした。

クラス単位での発表があったのですが、

そんな大事な時に担任がいない。


部活もほとんど指導することができなかったので、

県大会を掛けた大事な大会も一緒に出られず

負けてしまいました。



大会の直前、生徒達から手紙をもらいました。

その中で、

『 しょうがないってわかってるけど

やっぱり先生にいてほしかった 』

と書いてあった手紙があって....


申し訳なくて、涙が止まりませんでした


なんて事をしてしまったんだろう

私は取り返しのつかない事をしてしまった

と思いましたし、今でもそう思っています。



生徒達にとっては、一生に一度しかない

大事な行事であり、大会です。


私を必要としてくれていたのに、

そばにいて一緒に戦うことができなかった...


どんなに戻りたいと願っても、

もうあの時は戻ってきません



この事だけではありませんが、

私が教師を辞めた理由の一つです。



当時の生徒達は、もう成人の仲間入りをして

それぞれの道を歩き出しています。

私自身もなんとかうつ病を克服し、

元気になりました。


そして今、あの時の生徒達に手紙を書いています。


今更謝っても、何を言っても

もうどうにもならないのはわかっていますが...

それでもやっぱり、ちゃんと伝えなくちゃいけない

と思って。

いつまでも逃げていたら、

本当の意味でうつ病が治ったとは言えないから。



私はもう先生ではないけれど、

最後の授業のつもりです。