拝啓、うつ病さま。

うつ病。元教師。離婚。シングルマザー。摂食障害。すべて実話。

ブログを始めて➰

拝啓、うつ病さま。



YOUです。



このブログを始めて

うつだった時のことを思い出しながら

書いていますが、

やっぱりあの時はおかしかったんだなぁと

つくづく思う事が多いです。



前に 『 うつだった時の事を書くのはつらい 』

と書きましたが、

最近はもう完全に過去の話だと割り切って

いるからか

自分の気持ちを整理しながら書けるように

なりました。



そういえばあの時はこうだった、

本当はこうしたかったと

改めて気付いた事もあります。




例えばうつだった時に、

言われたくない言葉がありました。


一般的に、うつ病の人に『 頑張れ 』って言葉は

掛けてはいけないって言われますよね。

本人はもう十分頑張って、

それで病気になってしまったわけですから。



それもあったんですけど、

私の場合はちょっと違います。



『 あなただけじゃない 』

って言われるのが、すごく嫌でした。


周りの人からすると、

みんないろいろ抱えて生きてるんだから大丈夫

っていう励ましの意味で

言ってくれていたのだと思いますが、

当時の私は

『私だけじゃないんだから頑張れってことなの?』

って思っていました。


もちろん他の人だって

辛いことはたくさんあるだろうけど、

私だって苦しいのに.....って。

やっぱりわかってもらえないんだなって

一人で傷ついていました。



今思うと、ちょっとひねくれた考え方だったかな

とも思うんですけどね。



ブログを始めて、

うつ病だった自分を冷静に思い返せることが

できるようになりました。


やっぱりあれは病気のせいだったと思うことも

多いです。



元気になって、過去の自分を振り返ることが

できるようになって

自分なりにちょっとだけ成長したかな?

と感じます。


うつの経験を糧にして、今を生きているのだと。

あの辛い経験は、

自分に必要な試練だったんだって思います。




でも、もう2度とあんなに辛いことは

経験したくないですけどね!

休みだー!

拝啓、うつ病さま。




YOUです。


今日は土曜日。

土日は仕事が休みなので、子供と一緒です。

やっと休みだー‼って感じです。



今の私は、仕事、家事、育児に追われる

毎日を送っています。

また今度、ゆっくり書こうと思いますが、

うつをきっかけに教師の仕事は辞めました。



なので、今は教師とは全く違う仕事をしています。

正直、お給料も全然少なくなりました。


周りの人から見たら、

もったいなかったねって感じらしいです。

でも、私はそうは思わないんですよね。不思議と。


教師を辞めてすぐは、やっぱり未練がありました。

辞めるって決めたのは自分だけど、

どこか納得できていないというか。

自分は負けたんだって認めたくないというか。

悔しさみたいな思いがありました。


でも今は、私には向いていなかったんだって

思います。

他の先生達はできるけど、

私にはできなかったんだって。

でも、別にいいやって思えるようになりました。



それがすべてじゃない。

私の人生は、まだこれから長いんだから。


きっと私は人と同じことはできない。

だったら、人ができないことをしよう。



今はそう思って生きています。



誰がなんと言おうと、

私はこの生き方が好きです。


もちろん、うつになった事も全部含めて。


これから先もずっと、

そう思える自分でいたいです。

通院

拝啓、うつ病さま。




YOUです。



うつになって、

2週間に1度の通院が始まりました。


まだ新婚ホヤホヤ➰の時だったので

夫が一緒に来てくれることもありましたが、

基本的には一人で通っていました。



診察は、

『 ○○さん(本名)、どうですか? 』

から始まって、

薬は飲めているか、夜は眠れているか、

ごはんは食べられるか、朝は何時に起きるか、

毎日どんな事をしているか、

自分がやりたいことができるか(←これ結構大事ら

しいです)、

などを聞かれました。




診察は、いつも緊張しました。

ものすごく気を遣うので、

毎回本当に疲れました。




診察室に入る前に、

毎回必ず言いたい事を決めて行きます。


今日これだけは話そうと決めて

覚悟していたはずなのに、

いざ自分の番が来ると.... 頭真っ白。


その繰り返しでした。


また今日も言えなかったと

落ち込んでばかりでした。


前にも書きましたが、

自分の言いたい事を言葉にできないんです。

言葉にできないから、自分の思いは伝わりません。

それがどれ程悲しいか.....

自分がつらいことをわかってほしいのに。



もしかしたら私は、ずっとこのままかもしれない。

人と普通に、会話すらできない人間になっちゃった

のかもしれない。

そう思うと、

こわくてこわくて仕方ありませんでした。




私の主治医の先生は

そんな私の姿を見て、感じ取ってくれたんだと思い

ます。


『 頑張って話そうとしなくていいから。

単語でいいから。

病気のせいでうまくいかないだけだよ。 』

と言ってくれました。



私、何も話せないのにわかってくれたんだって

心が少し軽くなりました。



それからは

話せなくてもいいやって、

とりあえず先生のところに行ってみようって

少しだけ思えるようになりました。



『 私がだめになったわけじゃなくて、

うつ病のせいでだめなんだ 』

病気が治れば、前のような生活に戻れる。

これは当時の私にとって

大きな支えになりました。




言葉って、すごいですよね。

たった一言で人を勇気づけることができる。

反対に傷付けることもできます。


私がうつを克服できたのも、

信頼できる人の言葉の力が大きいです。



言葉の力は偉大です。


だからこそ、

使い方を気を付けなくちゃ!ですね。

元気になる言葉①

拝啓、うつ病さま。



今日は、

私に元気をくれた言葉を紹介します。





✨人と同じことができないなら

人ができないことをすればいい




✨他人の言葉ばっかり気にして

自分の言いたい事もやりたい事も

できない人生なんてつまんないじゃん




✨自分が思っているほど

他人は自分のことなんか気にしてない




✨死ぬまで、自分との闘い




✨人は変われる。

本気で変わろうとする気持ちがあれば。




✨嵐のあとには

きっと前よりも青い空が広がってる






まだまだあります。


機会があれば、また今度。

原因は

拝啓、うつ病さま。



YOUです。



私はこのブログを始めるにあたって、

1つだけ自分自身と約束をしました。


絶対、嘘は書かないこと。


私の今までの人生をそのまま書く。

そう思って書き始めました。





実は、私がうつになったのは

結婚3ヵ月の新婚の時でした。

その時はまだ一緒に住んではいませんでしたが、

いわゆる週末婚のような生活でした。



結婚 = いいこと と思いがちですが、

私の主治医の精神科の先生によると

結婚もうつの原因になるそうです。



理由は、今までの生活環境が変わるから。

結婚だけでなく、自分の中で変化があった時は

要注意かもしれません。




私にとって結婚は、

『 思い出したくない過去 』です。

というか、消し去りたい過去ですね。

無理ですけど。



結婚期間 = うつ病との闘い だったので。

離婚したら、ものすごく元気になりました。

家族や友達にも、明るくなったって言われます。



私がうつになった原因は、結婚したから。

もちろん仕事もすごく忙しくて

大変な時期ではありました。



いろいろな事が私の心に積み重なって

うつ病さんが出てきちゃったんですね。




だから、結婚しますって人を見ると

『 結婚したからって

幸せになれるわけじゃないのに

これから大変だねー 』

って思ってしまいます。



もちろん結婚して幸せな人も

たくさんいるので、否定はしません。



でも、結婚ってある意味

『 賭け 』

だと思いませんか?


本当にその人でいいのか

そんなの誰にもわかりませんよね?



そこがおもしろいのかもしれませんけど。



とにかく私はこの賭け、負けちゃいましたけどね。

それも、かなりの大惨敗。



それでもいいんです。

負け組と言われようと何だろうと

開き直ってしまえばこっちのものです‼



話が脱線してしまいました💦




今日はこのへんで。YOUでした。

親友

拝啓、うつ病さま。



YOUです。


あなたと出会った時、

私は教師をしていました。


ある日突然、学校に行けなくなって

『 教師として、自分は終わった 』

と思いました。



病院へ行き、診断書をもらって

とりあえず1ヵ月休むことになりましたが

休んでいる間、

子ども達や先生方に申し訳ない気持ちでいっぱいで

毎日、自分を責めていました。



やっと夢だった教師になれたのに

両親もあんなに喜んでくれていたのに

どうして私はもっと頑張れなかったんだろう

そんなことばっかり考えて、

一人で落ち込んでいました





病院は2週間に1度、

30分くらいの診察でしたが、

毎回嫌でした。


『 どうですか? 』って

必ず聞かれるんですけど、

何て答えればいいのかわからず....

本当に困りました。



うつになって

人と会話をしたり、

自分の気持ちを相手に伝える

という普段は当たり前にしている事が

出来なくなってしまったんです。




友達から電話があっても出られないし、

メールも返信ができませんでした。


何を話したらいいのか本当にわからないんです。



自分ではどうしようもないのですが、

理解してくれる人ばかりではなく

離れていった友達もいました。


うつになって失ったものの1つです。



友達は減りましたが

今は私のことを本気で心配してくれる、

親友がいます。


たまにしか連絡も取り合ったりしないし、

滅多に会いません。

結婚して家庭がありますから。



それでも、不思議なことに

久しぶりに会っても

久しぶりって感じがしないんですよね。


しかも、私だけがそう感じるわけではなく

相手も同じように思うそうです。


離れて暮らしていても、

そばにいて支えてもらってる。

彼女達の存在がどれだけ有り難いか。



うつ病さま。


あなたに出会わなければ、

きっと一生気付かなかったと思います。



私の大事な親友達、ありがとう。

うつと闘うあなたへ

拝啓、うつ病さま。




YOUです。


ブログを始めて

うつとの出会いから、精神科を受診するまでを

書いてきました。



正直に言うと、

うつだった時のことを思い出しながら

書いていく作業はしんどいです。


本当は思い出したくありません。

自分の一番嫌な過去ですから。



それでもブログを始めた理由を

お話したいと思います。



一言でいえば、

うつで苦しんでいる人に読んでほしいから

です。


私もうつの時は、

携帯でうつ病の人が書いた記事を読んでいました。


読んでさらに落ち込むこともありましたけど。


仕事は行けないし、外にも出たくない。

人に会いたくない。

ましてや知り合いなんかにはもう絶対会いたくない

と思っていたので、

ひきこもり状態でした。



何もする気が起きないので、

寝ながら携帯をいじる.....ことくらいしか

できませんでした。

ちなみに、この時はアパートで一人暮らしをしてい

たので完全にひとりぼっちです。





うつ病で検索すれば、

いろんな人の記事がいくらでも出てきました。


何にもできないのは自分だけじゃないんだ

って思いたかったんです。



でも、読めば読むほど

自分はもうだめだな とか、

人生終わったな とか、

悪い方に考えてばかりいました。


ネガティブな記事が多かったからです。




私は、自分がうつを経験して

普通の生活を送れるようになった今、

同じように苦しんでいる人がいたら

ちょっとでも気持ちが楽になってほしい

と思ってこのブログを書き始めました。




今、つらくて、苦しくて

どうしようもないかもしれない。

死にたいって思ってる人もいるかもしれません。




でも、お願いです。

死なないでください。

あなたはひとりじゃありません。



いつの日か必ず

『 生きててよかった 』

と思える時がきます。




頑張らなくていいです。

できないことはやらなくていいです。

必ずまたできるようになります。

できるようになってから、頑張ればいいんです。



大丈夫。

いつか、心から笑える日が来ますからね。




うつ病で苦しんでいるあなたへ

YOUからのメッセージでした。